スタッフブログ
2018年8月 3日 金曜日
膝の痛み
「絶対安静」なんて言葉がありますが
使いすぎによる痛みや、交通事故での急性外傷、スポーツ外傷などによる強力な外力によって損傷した部位は擦り傷や切り傷が修復して行くように、過度に負担さえかけなければ時間薬で良くなることはあります。
これはご本人様の修復能力・自己治癒能力が備わっているからです。
ですが、その絶対安静が特に難しいのが下肢なんです。
生活をする上で、立ったり座ったりはもちろんするでしょうし、歩いたり走ったり、登ったり降りたりしますよね。
ちなみに膝には平地を歩いているとき体重の約3倍、走っているときには体重の約10 倍、階段の上り降りでは体重の約7倍の負荷がかかっています。
何気ない生活の中でもこれだけの負荷がかかっているのですから、絶対安静の難しさがイメージできますでしょうか。
エスカレーターやエレベーターが普及しているので昇降運動を避けることができたとしても、歩行をまったくしないのは不可避です。
今、述べた歩行運動・走行運動・昇降運動を支えているのが膝なんです。
車椅子や杖で膝の負担を軽減することは充分できます。ですが、筋力の衰退も著名になるのでリハビリが不可欠になります。
例えば、膝一つを痛めてしまうだけで・・・
走りにくい → 歩く → 歩きにくい → 歩かない → 出かけなくなる → 筋力が弱くなる → 立ったり座ったりがしにくくなる → 寝たきりになる
というような流れが考えられます。
もちろん極端な例えではありますが、大筋ではこのような流れを辿るケースが多く、高齢者の受傷者、また受傷直後にしっかりとした治療を受けなかった方ほどこのような流れは顕著に見られます。
受傷しても、安静が難しい。だから治療が必要なんです。
治療とは別に、膝周りの筋肉を強化することで負担を軽減することも大切なので治療と同時にトレーニングをする場合もあります。
「膝の痛み」と表現しましたが、痛みにも靭帯の損傷や断裂、骨の変形、関節変形、骨棘(こつきょく)、半月板損傷、筋損傷と様々です。
整骨院ヒーリングハンドでは、交通事故の患者さんでも、スポーツマンでも、生活動作の中で発症した方でも、それらの膝の痛みに対して持ち得る知識・スキルを駆使し如何に早く痛みを除去するかを考え施術を行ってまいります。
少しでも膝に違和感を感じられる方、痛みが強くなってからでは遅いので早めに是非一度、ご相談ください。
整骨院ヒーリングハンド
06ー6244ー6606
投稿者 株式会社Healing Hand